追い詰められた...かぐや姫
お母さん...お父さん.......!!

わ、わたっ!私!覚えてる!
2人のこと覚えてるよ!よかった!


......これでまた帰れる!

そうと決まれば、奴が戻ってくる前に地球帰るか!え?どうやって帰るかって…?


そりゃ、かぐや姫だもん。
そんなん楽勝で御座いますよー!


そんなことを脳内で考えながらドアノブに触れた瞬間私はベッドの上に戻っていた。


ん?

不思議に思い、また立ち上がりドアノブを回そうとしたのだが、やはり飛ばされる。




..............あ、あのやろぉ!
魔法かけたな。
『あぁ、でも飛ばして怪我でもしたら大変だ!そうだベッドに着地させよう!』とか考えてだろうけど、ドアノブに触れた瞬間バチッってなって何気痛い。そこはどうにもならなかったのかな。


何これ。
分かってたけどさこの城から抜け出すの凄い大変だって…

あぁ、どうしたものかの。
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