追い詰められた...かぐや姫
空気が凍った。

が、それは一瞬で、彼は唇に孤を描くと、

「嫌い......ですか。まぁそれでもいいです。ですが、私は傷つきましたので、お仕置きしますね?」

と言い放った。


だが、私だってそんなんで動じるわけもない



と言うか反省なんてしない。

だって本当の事だもん。



何故怒られなきゃいけないんだ。
それに、お仕置きってなんだ、何気、恥ずかしいわ!


「お仕置きって.......なにすんのよ。」


それを聞かないと大変な事になる気がする。



だって奴は魔法をかけるためか既に右手を上げている。




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