キミに会いたい~ひとめぼれから始まる恋~
「はい!ありがとうございます」
カナの営業スマイルにはすごく尊敬する
営業スマイルには学校中の先生の男女に関わらず虜にしている。

ちょっと頭にズキっという痛みが走った・・
「華ボッとしているけど大丈夫」

「大丈夫だよ
 私には難しい話ばっかりだったよ~」

「そうだよね~
 私もそろそろ行かなきゃ!
 ごめんねついて来てくれてありがとう」

「ぜんぜん大丈夫だよ部活頑張ってね」

そう言って果奈と別れたあとにダッシュで保健室へ急いだ。
保健室へ着くと山田先生が椅子に座っていた。

「あら、いらっしゃい!どうしたの~??」

「久しぶりに頭痛がしてしまって・・・」

「多分 偏頭痛の発作じゃないかしら~
 最近疲れてない?大丈夫??」

「最近 予定を詰め込みすぎて・・」
塾に、ピアノに、たまに小学生の家庭教師のバイト、それに部活もしている。
それがたまたま今週に全部重なってしまったのが原因だと思う。
偏頭痛は、習い事や部活のしすぎのせいで 
最近はよく疲れた時によく出てきてしまう。

ピンポンパンポーン♪
山田先生 山田先生 お電話です 

放送が流れた。
「あら、呼ばれてしまったわ。 
 華ちゃんゆっくりして行ってねお留守番ヨロシク」

「はーい!いってらっしゃい」
< 4 / 9 >

この作品をシェア

pagetop