八百屋LOVERS


夏も終わり、秋が近づいているはずなのに

まだまだ温かい気温のせいで

少しだけ眠気がおそう。

あぁ…もうこのまま寝ちゃおう…
ああでもしまった…枕ロッカーだ…まあいいや、、


「おい、うさぎ起きろ。」

「はひっ!!!」

突然、耳元にどすの聞いた声がして

驚いて起き上がると

目の前には、明らかに不機嫌な

「…き、希子…おはよ!なんだなんだー??ごきナナなのか~?!」

「はったおすぞ!!うさぎ今日日直だったでしょ?!おかげさまで私が体育の時間、準備したんだからね!あとごきナナって何よ!!」

「俺も手伝ったんだよ~!!ごきナナはご機嫌斜めの略だよ~おばさんは流行に疎くて大変だね~!」

「てめぇちょっとこっち来いや。」

そう言いながら自分より明らかに背丈の大きい夏樹の胸ぐらを掴む希子

なのに、超ビビってる夏樹。頑張れ、夏樹。




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