心の太陽の花
 もうすぐ、3年生引退をかけた最後の試合。だからしばらく太陽にはあえない。

 結果は負け。負けが意味することは3年生の引退。

花:先輩。今までありがとうございました…。

先輩:泣くなよ!おまえはよくやってくれた。

花:先~輩!

先輩:お前にこれやるよ!お守り。負けちゃったけど効果はあるから、俺はこれで早稲田大学に受かったんだから!おまえも早稲田受けろよな!

花:ありがとうございます!先輩大好きです。

先輩:サンキュウな!俺も大好きだぞ。このお守りの中には俺の第二ボタンがはいってるから★

花:絶対忘れないでください!

先輩:あたりめぇだろ!大好きな奴忘れるわけねぇだろ!

花:告白ですか?(笑)

先輩:んなわけねぇだろ(笑)…シーン。…好きだよ。

花:えっ…。

先輩:じゃあな!

花:先~輩!さよならぁ!

 先輩は空高く手を掲げ去って行った。

 これでまた太陽に会える。私はノートをめくった、ノートの恥には『ただ、キミが好き。』っと書いてあった。私が書いたに違いないが誰に対してだろうか。
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