一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
玲奈:父さん、母さん、ただいま。話した通り付き合ってる望を連れてきたよ。


父親:いらっしゃい、立ち話はなんだからあがりなさい。


望:ありがとうございます、お邪魔します。


父親:まあ、座りなさい望君。母さん、私の隣に来なさい。


玲奈とレイラの母親:わかったわ、父さん。私は話聞いても反対なのは変わりませんよ。


望:初めまして、支倉望です。玲奈さんと結婚させてください、お願いします。


玲奈:母さん、ちゃんと話を聞いてからにしてよ。


玲奈とレイラの母親:話を聞いても、望さんには玲奈と結婚認められません。失礼します。


父親:望君、母さんが失礼な態度をしてすまないね。母さんは玲奈をなかなか手離せなくてね、話を聞いてからもう一度話してみるよ。


望:大丈夫です、お父さんは、玲奈と結婚したいと聞いてどう思ってますか?。


玲奈:父さん、私、望と一緒にどんな時も歩んでいきたいと思ってるの。温かな家庭を築けるようにしたいから見守って欲しいの。


父親:俺も最初は反対するつもりだったけど、玲奈があんなに意志を出したことはなかったな。いつもなら母さんの事を尊重してたほうだから譲れないのは伝わったよ。望君、玲奈を幸せにしてくれるかな?。





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