一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
玲奈:そうね、寒いから母さんにはマフラーを、父さんには手袋をプレゼントするのはどうかな?。


レイラ:うん、いいと思う。暖かいし身につけられるね?。


玲奈:うん、本当は手編みにしたかったけど今からは間に合わないから買うことにしたよ。


レイラ:せっかく編んだから手編みのマフラークリスマス過ぎても渡したいよね。


玲奈:うん、もちろん渡しに行きたいと思ってるよ。


レイラ:寒いし、早く買いに行こう。


玲奈:レイラ、私のバック持っててお願い。


レイラ:うん、玲奈お姉ちゃん。


玲奈:ぐいっ。信号変わりそうなのに渡ると危ないですよ。


レイラ:玲奈お姉ちゃんも危ないから無理しないでね。


玲奈:うん、レイラ。やっとデパート着いたし、早めに買って帰ろう。


レイラ:うん、玲奈お姉ちゃん。


玲奈:そうだ、望まだ出勤してないからマフラー渡して来るね。


レイラ:うん、玲奈お姉ちゃん。先に帰ってるから気をつけてね。


-玲奈が望の元へ向かっていき姿が見えなくなり、何かわからないけど胸騒ぎがして落ちつかないまま家を目指して歩いていると近くから救急車が玲奈の歩いたほうに向かってくのを見て戻った。


レイラ:(あれ、お姉ちゃんが歩いた方に救急車が向かってるからまさか玲奈お姉ちゃんじゃありませんように。)
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