一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
玲奈とレイラの母親:そうね、元の笑い声の聞こえる家庭になるように少しずつしてみるよ。玲奈はこんなにしっかりしてたなんてね、ありがとう玲奈。


玲奈:母さん、良かった。私そろそろ戻らないとだし行くね。寂しくなったら空でいちばん光る星を探して、近くにいるはずだから。母さんの娘で産まれてこれて良かったよ。


玲奈とレイラの母親:ありがとう、玲奈が私の娘に産まれてきてくれて嬉しかったよ。


レイラ:玲奈お姉ちゃん、生まれ変わったらまた私のお姉ちゃんになってね。


玲奈:ありがとう、レイラ。父さんと母さんの事お願いね。


レイラ:うん、玲奈お姉ちゃん。


-次の日、通夜の準備と葬式の準備でバタバタしていて、玲奈の恋人だった人の事を考える暇なく動いたりしている間に望は、医者と赤ちゃんを移動するか相談していた。悩んだが玲奈とレイラの母親に会ったりする可能性があるのは不安で学校近くの小さな産婦人科に移動することに決めた。


望:玲奈の赤ちゃんの事を話したいので先生と話せますか?。


看護士:わかりました、先生呼んできますから少し待っててください。


望:ありがとうございます、よろしくお願いします。急にですみません。




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