一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
紗菜:今は颯君はわからないけど、レイラはお母さんになるためになるべく過ごせるように頑張ってね。


レイラ:ありがとう、紗菜。血の繋がりはないけど、颯は大事な子供なんだよ。支倉先生と育てていくの。


紗菜:うん、レイラなら出来るよ。颯くんの声が空の玲奈さんまで届いてたらいいね?。


レイラ:そうだね、玲奈お姉ちゃんの事をいつかは話さなきゃいけないから玲奈お姉ちゃんのぶんまで、しっかり受け止められるようにしたいな。


紗菜:うん、レイラなら颯君と仲良く暮らせると思うから何かあったらメールしてね。


レイラ:ありがとう、紗菜。


-休日はなるべく颯と過ごせるようにレイラは望と過ごしていた。母親には友達に、マフラーの編み方習うからと言って出かけてたので怪しまれる事なく昼間は過ごせた。
すくすく育つ颯の成長を楽しみにしていた…。


レイラ:望、颯はいつか話さなきゃならない玲奈お姉ちゃんのこと受け止められるかな?。それまではしっかり育ててあげたいな。


望:そうだな、俺達がまず乗り越えてはなせるようにならないとだな。レイラは、もし赤ちゃん出来ても、颯も同じように対応出来るか?。


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