一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
レイラ:まずは表紙の色を決めないとだけど、望は何色がいいかな?。


望:レイラ、俺はアルバムはずっと残すのだから、男子と女子で表紙を変えたほうがいいと思う。男子は水色や青で女子はピンクや淡い紫はどうかな?。


レイラ:望、男子と女子で表紙を変えたほうがいいと私も思ってたよ。男子は水色、女子は淡い紫がいいな。ピンクだと中には嫌な子もいたりするし、淡い紫なら大丈夫だと思う。


望:そうだな、レイラに聞いて良かっよ。レイラは信じるか?。あまりに悲しそうな顔をする俺を心配して玲奈が夢に出てきたんだ。久しぶりに話したけど、玲奈はもう責めないで前を向いて生きて欲しいと言われたよ。玲奈は優しすぎたよ、だから玲奈に約束してきたレイラと歩んでいくと。


レイラ:私は、玲奈お姉ちゃんの事が大好きだから望が言うなら信じるよ。私と歩んでお姉ちゃんに心配かけないようにしたい。望、キスして。


望:レイラ、いいよ。チュッ。帰りに俺の家に来て欲しい、レイラに触れたいんだ。いいかな?。


レイラ:うん、望が大丈夫なら連れて行って欲しい。私の全てを受け止めて。


望:わかった、レイラ。これから帰るから駐車場で待ち合わせしよう。


レイラ:うん、駐車場でね。








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