一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
望:暗くなってきたな、送ってくつもりだったけどレイラがかわいい事を言ってるし、このまま帰したくないから泊まってかないか?。


レイラ:うん、望と一緒にいたいから泊まりたいな。母さんには友達のとこに泊まるからとメールしとくね。


望:仕方ないな、まだ本当の事は伝える事は出来ないからな。やっと、立ち直りかけてるのを崩したくはないんだ。


レイラ:母さん、玲奈お姉ちゃんには厳しくしてたみたいだけどそれだけ期待してたんだと思うから少しずつ立ち直って欲しいな。


望:レイラ、俺は寂しい思いを二人の時はなるべくさせないようにするよ。帰ろう、レイラ。


レイラ:うん、望。どうして私が寂しかったのに気づいたの?。


望:家にいった時やレイラの話でお母さんは玲奈ばかりであまりレイラは気にしてなかったみたいに思えたから、寂しかったかなと考えたよ。


レイラ:うん、母さんはお姉ちゃんばっかりで寂しい時もあったけど、玲奈お姉ちゃんが一緒に居てくれたから平気でいられたかもしれないね。あの頃は、唯一お姉ちゃんには本音が言えたんだ。


望:レイラ、これからは俺が寂しくないようになるべく時間作るし、一緒にいような。


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