一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
5、来栖とのクリスマスとある出来事
-クリスマスが近づいてきて、来栖は詩音を誘い、クリスマスを一緒に過ごす約束をした。


来栖:詩音、クリスマス一緒に過ごせて嬉しいよ。クリスマスプレゼントだよ、受け取って欲しい。好きだよ、詩音。


詩音:ありがとう、来栖。私もクリスマス一緒に過ごせて嬉しいよ。開けてもいいかな?。


来栖:うん、開けていいよ。


詩音:ありがとう、クリスマスらしくてかわいいネックレスね。大切にするよ。私は、上手じゃないけど、手作りプレゼントだよ。


来栖:ありがとう、手作りプレゼントは初めてだからすごく嬉しいよ。開けてもいいかな?。


詩音:うん、来栖。本を見ながらだから苦労したけど、クリスマスに間に合って良かった(笑顔)。


来栖:手編みのマフラーだね、俺の為に編んでくれて嬉しいよ。詩音、ネックレスつけるからこのままでいて欲しい。


詩音:来栖、ネックレスつけてくれるのは嬉しいけど、後ろから抱きしめられたらドキドキしてるし心臓の音うるさいから来栖に聞こえちゃうかもね。


来栖:詩音、ネックレスつけたよ、つける前に抱きしめたらドキドキしてるのがわかったよ。大丈夫、俺の方が心臓の音うるさいからここ、触ってみる?。


詩音:やっぱり気づいてたんだね、抱きしめられた時に来栖もドキドキしてるのがわかったから大丈夫だよ。


来栖:(詩音の手を掴んで、自分の胸に触れた)、ほらね、ドキドキしてて早いでしょ?。



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