一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
詩音:お邪魔します。


来栖:詩音、来てくれて嬉しいよ、もしかしたらと思ってケーキ作ったんだよ。一緒に食べよう(笑顔)。


詩音:うん、来栖。ケーキ作るの上手いね、美味しそうだよ。


来栖:ありがとう、お皿に分けたから食べよう詩音。


詩音:うん、来栖。いただきます、ケーキ美味しいよ。


来栖:良かった。詩音、クリームついてるよ、チュッ。


詩音:来栖、恥ずかしいよ。


来栖:そうかな、もう一度キスしよう。


詩音:うん、来栖。


来栖:詩音がせっかく来てくれたのに、眠くなってきたから少し休んでいいかな?。


詩音うん、少し休んで大丈夫だよ。


-しばらくして、チャイムが鳴ったので応答すると、訪問診療をしに来たと聞いて、来栖は無理させてはいけないのを知った。見てもらうと、熱が出ていて点滴をして安静にすることになった。数日間意識が戻らなくて、学校の後に来栖の元に通っていた…。


ピンポーン-。


詩音:はい、どちらさまですか?。


看護士:結城さんの診療に来ました。


詩音:さっき休んでから、時々苦しそうなのでどうしたらいいですか?。


看護士:熱が出ているので点滴をしますので、数日間安静にさせてください。汗かいていたらタオルで拭くのみです。



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