一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
望:俺は大切な人が我慢してたのに気づけなくて、玲奈が居なくなってからずっと責めてきた。玲奈はあんなに思ってくれたのに応えられなくて、マフラー見てどれだけ過ごしたかったかに気づいたよ。いつもそばで笑ってくれたのにな.... 。


レイラ:私は支倉先生を責めに来たんではないんです。私が見てないときどうしてたかを知りたかったんです。玲奈お姉ちゃんの代わりにはなれないけど、辛いときにそばにいては駄目ですか?。玲奈お姉ちゃんが安心出来るようにしたいんです。


望:ありがとう、真宮さん。玲奈に心配させたくなくて耐えて来たけど、もちろん許されないだろうけどそばで辛いときに見てて欲しい。


レイラ:はい、支倉先生。私は玲奈お姉ちゃんみたいに優しくないけど、先生が辛くならないようにと思ってます。二人の時はレイラで大丈夫です。


望:ありがとう、レイラ。夢で玲奈に会えたら謝ってたと一回でいいから夢で会いたいよと伝えて欲しい。俺は二人の時は望でいいからな。


レイラ:はい。もし、夢で玲奈お姉ちゃんに会えたら伝えておきます。私ももし玲奈お姉ちゃんに会えたら伝えたい事があるんです。望と私の事も含めて心配させたくないようにしたいと思ってます。


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