一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
望:結城は、一番後ろの葉瑠音の隣が空いてるから座りなさい。皆、結城はわからないことあると思うが困ってたら教えてあげてな。


来栖:支倉先生、わかりました。


生徒:はい。


望:一時間目は、来栖の歓迎会兼ねたパーティをしたいので話し合いたいと思う。各自何をしたいか考えとくように。これでホームルームを終わりにする。


生徒:はい、来栖君の歓迎会兼ねたパーティするんだって楽しみだね。


修吾:キリーツ、礼。


ーホームルームが終わると、来栖の周りには生徒が集まってきたので、隣の席の詩音はたまらずに席を離れて紗菜の所に行った。


生徒:結城君今日からよろしく、わからないことあれば聞いてね。支倉先生が話してだけど、歓迎会兼ねたパーティ楽しみだね。


来栖:転校してきたばかりでまだわからないことばかりだけど、こちらこそよろしく。俺のことは来栖でいいよ。パーティ楽しみにしてる。


生徒:来栖君、ありがとう。


―ホームルームが終わると、さっそく来栖と話したい生徒達が集まってきてたまらずに詩音は紗菜の所へエスケープをしていた。


詩音:紗菜、転校してきた途端にさっそく集まってきたから、逃げて来たよ。暫くは集まるだろうし、離れなきゃだわ。
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