一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
レイラ:ありがとう、大丈夫だよ、気にしないで。先生となら少しずつ乗り越えられると思ってる。


紗菜:うん、当事者同士だから支え合える事もあるなと思ったの。まわりに慰められても気休めにしかならない時もあるから気をつけていきたいよ。


レイラ:紗菜、大丈夫だよ。紗菜と詩音の場合は励ましになるからいつもありがとう。


紗菜:良かった、レイラにとって励ましになるなら安心したけど、負担になることはしたくないからね。


レイラ:うん、紗菜、ありがとう。今度、服を買いに行きたいけど一緒に行かないかな?。


紗菜:うん、レイラ。私も服を買いに行きたいから一緒に行こう。いつにしようかな?。


レイラ:今週の土曜日はどうかな紗菜?。


紗菜:レイラ、大丈夫だよ、楽しみにしてるね。


レイラ:うん、紗菜。


-あっという間に昼休みが終わり、午後からは片付け作業を協力して行い元の教室になった。少し前までパーティーをしていたせいか皆が寂しさを感じていた。


望:午後からは片付け作業をして、元の教室に戻していくぞ。女子は飾りつけを外して、使わない机や椅子は男子で分かれて作業しよう。





< 75 / 158 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop