一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
望:うん、もう少しだけ時間もらえないかな?。レイラだけを見るようになってきたし、後少しだから。待たせてばかりでごめんな。


レイラ:ううん、そばにいてもっと好きになったしもう一度伝えたかったの。辛くなったら私がそばにいないときも思い出してもらえるようになりたいよ。


望:ありがとう、レイラ。レイラが辛いときは言って欲しい、少しでも支えになりたいからな。


レイラ:ありがとう、望。玲奈お姉ちゃんの事を乗り越えてくのも支え合いたいよ。


望:レイラは、強くて優しいな。まわりに気づかれないようにしてるけど、強くなるまでには沢山泣いてきたんだろうな。これからは、レイラが泣きたいときには俺がそばにいれたらと思ってるよ。


レイラ:うん、昔は泣いてだけど今はあまり泣かなくなったよ。泣きたいときには望に話すよ、聞いてもらいたいから。


望:そうだな、そろそろ帰ろうな。俺は職員室に戻るよ。


-紗菜と涼は、望とレイラの話が終わるのを待って教室に戻った。レイラは、告白が上手くいってますようにと祈りながらさっそく紗菜に聞いてみる事にした…。


レイラ:紗菜、おかえり。告白どうだった?。



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