一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
紗菜:レイラ、涼に勝手に話してごめんね。レイラの力になりたくて、相談することにしたの。レイラがいつかは支倉先生の恋人になれるように祈ってるからね。


レイラ:紗菜、気にしないで大丈夫だよ。力になろうとしてくれた気持ち嬉しいよ。これからも悩んだらお互いに相談しあおうよ?。


紗菜:ありがとう、レイラ。約束だからね、指切りしよう?。


涼:俺は見てるから指切りして大丈夫だよ。


レイラ:ありがとう、大河内君。紗菜、約束するよ。


涼:良かったな、紗菜、真宮さん。見届けたし、俺はこっちだからまた明日な。


紗菜:涼、ありがとう。また明日ね。


レイラ:ありがとう、大河内君。紗菜、急いで帰ろうあまり遅いと紗菜のお母さん心配するよね?。


紗菜:うん、あまりにも遅ければ母さんも心配するけど、きちんと居場所分かればそこまで不安がらないはずなんだけどな。


-久しぶりにレイラとゆっくり話して帰ると、紗菜の母親は公園まで見に来ていた。心配が怒りに変わっていったのか母親は何も聞かずに怒鳴った…。こうして紗菜から友達が離れていき元通りに帰って来るようにしようとしていた。


紗菜の母親:紗菜、遅くなるなら電話しなさい、もうこの人とは外出許しません。話に夢中になって、連絡しないのは困るから、紗菜、行くわよ。
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