一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
プルル-。


涼:もしもし、紗菜、どうしたのかな?。夜に電話なんて珍しいけど嬉しいよ。


紗菜:うん、今日あったばかりなんだけど、母さんが許せなくて、父さんのおかげで解決したけどしばらくは許せないかもね。


涼:紗菜が怒るなら余程だし、落ちついた時にお母さんと話したらいいと思うよ。紗菜、今週土曜日に泊まりに来ないか?。


紗菜:いいの?、昼間は予定あるから夕方に学校近くまで行くね。


涼:わかった。土曜日の夕方、楽しみにしてるよ。


紗菜:うん、話したら楽になったからありがとう。また明日ね。


涼:良かった、また明日な。


紗菜:うん。


-あっという間に土曜日になり、夕方出かける前にメールしていたので涼は待っていた。私服を見慣れてないせいかドキドキしていた。


涼:紗菜、待ってたよ。私服似合うし、かわいいな。


紗菜:ありがとう、涼。涼はカジュアルだけど、かっこよく着こなしてて似合うよ。


涼:ありがとう、紗菜。近いから俺の家に行こう、紗菜と過ごす夜は初めてだな。


紗菜:うん、涼。それぞれ悩みながら前に進んでるし、私も涼と前に進みたいな(笑顔)。


涼:そうだね、一緒に前に進んでいこうな。着いたから入っていいよ。
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