会いたい
「俺らは、成田から出発だけど、楓さんはセントレアからの方が便利だと思うから、現地の空港で合流ね」
工藤が行程の説明を始める。
「はい。飛行機なら、千歳まで1時間半なんですね。新幹線で東京へ行くより早いです」
「そっか、そっちの方が早いんだね」
「万が一、 雪で欠航の時は新幹線と車で移動になるから、天気予報よく見といて。合流してからは、一緒にいて貰えば大丈夫なんで」
「はい」
「で、楓さんは2泊だね」
「俺らは、3泊。一緒に3泊出来れば、打ち上げにも出てもらえたのになぁ。年内最後のライブって感じの簡単な打ち上げだけどね」
MAKIDAIは残念そうだ。
「すみません、本当は私も参加したいんですけど、Xmasは子供達と一緒にいたいから…」
ライブの2日目がXmasイブの為、楓は1日目のライブを見て翌日に帰る予定だった。
「もちろん、家族優先でオッケーです。家族と一緒のXmasかぁ、なんかいいなぁ」
MAKIDAIは、少し残念な気持ちもあるが楓の家族を優先する気持ちも理解したい。
「そうだな、最近のMAKIDAIのXmasは、仕事かメンバーと一緒ばっかだもんな〜」
「まぁね、メンバーも家族みたいなもんだからいいっちゃあいいんだけどね」
「でもたまにはいい人とXmasの夜をすごしたいんじゃないの?」
MAKIDAIのここ最近の寂しいXmasの予定に工藤も同情しているようす。
「あー、あー、もう工藤ちゃんの妄想はその辺にして、ほら航空券渡してっ。楓さん、気楽に来てライブを楽しむ位の感じでね」
MAKIDAIは、余計なお世話とばかりに工藤の妄想をかき消す。
「はい。でも、パフォーマーの人達が3時間踊る為にどれ位の食事をとってるとか体重の変化とかも見れたら、勉強になります」
「そうだね、三代目は、EXILEとはちょっと年代が違うから代謝もいいし、今の俺とは食事量も全然違うかなぁ」
楓の熱心さには、MAKIDAIも毎度関心させられるが、楓はにっこり笑って、
「でも、本当はMAKIDAIさんのDJが一番見たいです」
「あ…そ、そうだよね」
楓は、いつも自分の気持ちをきちんと伝えてくれる。
「おっ、楓さんの方が正直だな。MAKIDAIもハッキリ言えばいいのに」
「ちょっ、工藤ちゃんっ、余計な話はもうなしっ」
工藤が茶化すようにそう言うと、MAKIDAIが焦る。
「じゃ、楓さん、チケット渡しておくね。変更があったら、また連絡するよ。ということで、お邪魔虫は退散します」
工藤は、サラッと言い残して部屋から出て行った。
工藤が行程の説明を始める。
「はい。飛行機なら、千歳まで1時間半なんですね。新幹線で東京へ行くより早いです」
「そっか、そっちの方が早いんだね」
「万が一、 雪で欠航の時は新幹線と車で移動になるから、天気予報よく見といて。合流してからは、一緒にいて貰えば大丈夫なんで」
「はい」
「で、楓さんは2泊だね」
「俺らは、3泊。一緒に3泊出来れば、打ち上げにも出てもらえたのになぁ。年内最後のライブって感じの簡単な打ち上げだけどね」
MAKIDAIは残念そうだ。
「すみません、本当は私も参加したいんですけど、Xmasは子供達と一緒にいたいから…」
ライブの2日目がXmasイブの為、楓は1日目のライブを見て翌日に帰る予定だった。
「もちろん、家族優先でオッケーです。家族と一緒のXmasかぁ、なんかいいなぁ」
MAKIDAIは、少し残念な気持ちもあるが楓の家族を優先する気持ちも理解したい。
「そうだな、最近のMAKIDAIのXmasは、仕事かメンバーと一緒ばっかだもんな〜」
「まぁね、メンバーも家族みたいなもんだからいいっちゃあいいんだけどね」
「でもたまにはいい人とXmasの夜をすごしたいんじゃないの?」
MAKIDAIのここ最近の寂しいXmasの予定に工藤も同情しているようす。
「あー、あー、もう工藤ちゃんの妄想はその辺にして、ほら航空券渡してっ。楓さん、気楽に来てライブを楽しむ位の感じでね」
MAKIDAIは、余計なお世話とばかりに工藤の妄想をかき消す。
「はい。でも、パフォーマーの人達が3時間踊る為にどれ位の食事をとってるとか体重の変化とかも見れたら、勉強になります」
「そうだね、三代目は、EXILEとはちょっと年代が違うから代謝もいいし、今の俺とは食事量も全然違うかなぁ」
楓の熱心さには、MAKIDAIも毎度関心させられるが、楓はにっこり笑って、
「でも、本当はMAKIDAIさんのDJが一番見たいです」
「あ…そ、そうだよね」
楓は、いつも自分の気持ちをきちんと伝えてくれる。
「おっ、楓さんの方が正直だな。MAKIDAIもハッキリ言えばいいのに」
「ちょっ、工藤ちゃんっ、余計な話はもうなしっ」
工藤が茶化すようにそう言うと、MAKIDAIが焦る。
「じゃ、楓さん、チケット渡しておくね。変更があったら、また連絡するよ。ということで、お邪魔虫は退散します」
工藤は、サラッと言い残して部屋から出て行った。