会いたい
次はどうやって渡そうかなどと色々考えてしまう。

「うーん、タイミングが分かんないなぁ。北海道だし、ホワイトXmasかも。あっ、そうだ明後日の天気予報確認しなくちゃ」

思い出して、天気予報を見てみると、

「わぁ、ホワイトXmasだ。でも、雪だったら飛行機大丈夫なのかな?」

楓は、慌てて工藤に連絡をする。

「あ、もしもし、工藤さん。お疲れ様です。明後日の雪心配ですね」

…「お疲れ、そうなんだよ。今、MAKIDAIとニュース見てたとこだよ。大雪になりそうだっていうからさぁ、新幹線になるかも」…

「新幹線は、大丈夫なんですか?」

…「うーん、何とも言えないなぁ。三代目のメンバーは、先に現地入りしてるし、こっちも何とかして行かなきゃしょうがないからさ。また、決まり次第、連絡するよ」…

「分かりました」

電話を切って、

「飛行機が飛ばなかったら、大変!予定たて直さなきゃ」

楓は、急ぎ自宅に戻る。

子供達は、明日からの冬休みに浮かれていた。

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