【完】夏色〜恋の予感〜
昼休み



「なぁ、波那。何で、“波那”を出したんだ?」



「私に聞かれても、わからん。ただ‥‥‥‥‥‥」




「ただ?」





「‥‥‥‥‥‥‥“波那”が、愁と話したいと、強く願ったからじゃないか?」




「強く思った‥‥‥‥‥‥」




「どうやらその間、私の存在は、“波那”と入れ替わるらしい」





「‥‥‥‥‥‥‥声まで変わるんだな」
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