【完】夏色〜恋の予感〜
花‥‥‥‥‥‥‥







‥‥‥‥‥‥‥‥花は、“私”として、生まれてきては、いけなかったんだね









自分の体として、生まれてこれば、花は‥‥‥‥










その日、花とは一切話さずに放課後を迎えた










「帰るか」







「う‥‥‥‥‥‥‥うん」









やっぱり、外に出るのは、怖い‥‥‥‥‥









「大丈夫だから」









「‥‥‥‥‥‥‥うん!」














“まただ”
















「えっ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥?」










「どうかしたか?」







「‥‥‥‥‥‥‥‥‥ううん。なんでもないよ‥‥‥‥」









花の声‥‥‥‥‥‥‥だよね?










やっぱり、愁のこと‥‥‥‥‥
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