【完】夏色〜恋の予感〜
それから、いろんなところに行って、









買い物して、食べ物食べて、いっぱい話した









その間も、花の声は、聞こえてきた










でも、私は、聞こえてないフリをした









それを聞くには、あまりに悲しくて、切なくて‥‥‥‥‥‥‥










私には、花の全てを受け止めてあげたくても、












受け止められない気持ちにさらされる












花の気持ちを知ると、花は、“花”として‥‥‥‥‥










1人の人間として、生きるべきだったって‥‥‥‥










でも、花は、もう1人の私










言い方は悪いけど、ただの人格









私が作った、人格に過ぎないのだから









それは、変わらない











今までも、これからも










何十年、何百年、何千年経とうと、それは変わらない









花は、私の人格‥‥‥‥‥‥







もう1人の私なのだから‥‥‥‥‥‥
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