【完】夏色〜恋の予感〜
変わっていく日常
告白された日から、数日









愁は、毎日私にベッタリ












正直に言って、自分で自分を保てなくなるくらい、疲れた










だから、学校では、もちろん2人でいる時も花でいてもらってる










はぁ〜










今日も、うるさい









一発殴ってやりたい










そうやって、怖がるようなことをするから、













波那が怯えて、外に出てこなくなるんだ











いい加減、学習しろ









「ねぇ、愁斗君、一段とかっこよくない?」









「やばーい!!」











女子もうるさい










脳が壊れるだろうが










“そんなことには、なんないよ”









波那は、知らないだけだ








“花の方こそ、知らないんじゃない”











‥‥‥‥‥‥‥まっ、なんでもいいが











「もうすぐ、文化祭だね」








「あと1週間‥‥‥‥‥‥‥。今年も見れるね」










「あぁ!愁斗君と優斗君でしょ?早く見たいねぇ〜」








「楽しみ!今年は、なんの格好だろ?」
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