【完】夏色〜恋の予感〜
私は、小さい頃から、可愛くなれなかった



甘えたくても、甘えられないし


怖くても、怖いなんて言えなかった




家が、あんなだから‥‥‥‥‥‥




‥‥‥‥‥毎日、両親の喧嘩が聞こえて来る




私にも、物が飛んできた



そのせいで、ケガもいっぱいした




「人は怖い」




それが、私が抱いた感情の始まりだった





それを機に、私は一定の感情を表に出さないと決めた




その頃から、愁とは幼なじみだった




だから、愁は知ってる




愁とは、いろいろ話せる仲だから、



お互いのことをよくわかってる




同時に、友達以上だけど、恋人未満




まぁ、私は好きだったとしても、愁が私のこと好きかどうかだけど
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