doctor × nurse
「夏山さん、本当にありがとう。蒼君病室行こうか。あ、看護師さん達はナースステーションに戻っていいよ。」
狭間先生がそう伝え、
小児科病棟の看護師達はナースステーションにぞろぞろと戻って行く。
蒼君の病室に着き、ベッドに寝かせた。
さっき少し泣いたからかウトウトしていた。
「お姉ちゃん、行っちゃうの?」
「蒼君がちゃんと眠るまでそばに居るから寝てもいいよ。」
「…ほんと?」
「本当だよ。」
蒼君の目が閉じてスースーと寝息が聞こえる
多分、寝たんだと思う。
「狭間先生、蒼君はなんの病気なんですか?」