doctor × nurse
涼side




俺が寝てていいと言った瞬間
志帆は眠りについた。


家の鍵を開け、玄関に入ると、



「…げっ、これって。」

「りょーちゃん!」



廊下を走ってくる音が聞こえた。
嫌な予感しかしない。



「…何してんだよ。」

「何って、お泊まり?あら、お持ち帰りの子?それならお邪魔かしら?」

「俺の担当看護師で彼女候補。」



間違いではない。


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