第3者恋
「という訳でね、勉強会を開きたいと思います」

「おぉ、流石は祈音」

「誰の家でやるの?」

「あっ」「そう言えば」


どうしよう…、そこまでは考えてなかった…。


そんな事を思ってたら私達のクラスに先輩達が来たらしい「ザキちゃーん、先輩が呼んだる」と言われた


「よ、ザキちゃん」

「あれ、佐々原先輩ってザキちゃんの事あだ名で呼んでました?」

「春野ちゃん鋭いね」


そう言えば。

いちいち報告とかしなくてもって思い、
忘れてた


「あだ名、なんかしっくりきたし」

「そうなんだ!ま、蒼は頑張れ」

「は?」


……。

うわぁ〜、
水永先輩めっちゃ怖い


怒るとめっちゃ怖いんタイプなんだ…


「で、何のようなの。ゆー」

「お、そうだったな」

「勉強会の事なんだけど、俺ん家でもいいよ」


あ、なるほど!


……、ってマジですか!?



という訳で着々と決まってきた。勉強会が楽しみになってきました


「さ、帰って勉強しようね」

「の前に部活」


楽しみの部活の時間だぁー。華奈と一緒に…、ってなんか馬鹿にしてる?特に佐々原先輩!!


「部活ないよ、ザキちゃん」

「え、」

「今日からテスト2週間前」

「うわぁぁぁぁぁーー!」


そーいえば!!忘れてたーー!
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