第3者恋
私は足来さんの後に続いて、カフェに入っていった。
「なんでも頼んでいいよ、華奈ちゃん。」
「え、でも…」
「ふふ。やっぱり兄妹ね…。似てる」
この人に怯えているけど、悪い人じゃなさそう…?
でも、これで何かに漬け込む気かもしれないから、油断は出来ない。
それでも、足来さんの笑顔はとっても綺麗だったな。
「足来さんは…「柚希でいいわよ。」
「柚希さんはなんでそんなに優しいんですか?」
「単刀直入ね、華奈ちゃん。
…あなたにずっと謝りたかったの。修斗くんと付き合ったこと…。
彼が告白してきたし、まさか彼女がいるなんて思わなかった。
だから、どうしても謝りたくって、唯斗くんに告白したの。
不純な動機でしょ?
でもね、私は修斗くんに『彼女がいる』って言われて、何より辛かったのは、修斗くんの彼女さんの事だった。
多分私が、修斗くんのことを心の底から好きだった訳じゃないから、こんな事を思ったのよ。
つまりね、私はずっと、あなたの味方よ。」
修斗くんは浮気するまでして、私を束縛しようとしたの?
柚希さんはそれを知って、私に謝ろうとしたってことでしょ?!
『不純な動機でしょ?』
柚希さんはそう言ってたけど、そんな事ないと思う。
とりあえず私は、柚希さんの言葉が聞けて嬉しかった。
「なんでも頼んでいいよ、華奈ちゃん。」
「え、でも…」
「ふふ。やっぱり兄妹ね…。似てる」
この人に怯えているけど、悪い人じゃなさそう…?
でも、これで何かに漬け込む気かもしれないから、油断は出来ない。
それでも、足来さんの笑顔はとっても綺麗だったな。
「足来さんは…「柚希でいいわよ。」
「柚希さんはなんでそんなに優しいんですか?」
「単刀直入ね、華奈ちゃん。
…あなたにずっと謝りたかったの。修斗くんと付き合ったこと…。
彼が告白してきたし、まさか彼女がいるなんて思わなかった。
だから、どうしても謝りたくって、唯斗くんに告白したの。
不純な動機でしょ?
でもね、私は修斗くんに『彼女がいる』って言われて、何より辛かったのは、修斗くんの彼女さんの事だった。
多分私が、修斗くんのことを心の底から好きだった訳じゃないから、こんな事を思ったのよ。
つまりね、私はずっと、あなたの味方よ。」
修斗くんは浮気するまでして、私を束縛しようとしたの?
柚希さんはそれを知って、私に謝ろうとしたってことでしょ?!
『不純な動機でしょ?』
柚希さんはそう言ってたけど、そんな事ないと思う。
とりあえず私は、柚希さんの言葉が聞けて嬉しかった。