第3者恋
あ〜〜〜も〜〜〜!

これじゃあ、もう、テストなんて気分じゃないよ。


こんなに水永先輩の事を考えてるなんて…


初めてですよ。


「そろそろ帰らないと時間ですよ?」

「!…そうだね神坂さん」

「今日は色々とイイモノ見れたしね〜」

「「「はい?」」」


私以外の皆が、声を揃えて佐々原先輩に、驚いていた。


“イイモノ”?

何を言いたいのでしょう。


まさか、まさかの………!!?


あの人、本当に性格悪いデスネ……。


「ねっ、春野ちゃんも思うでしょ?」

「いや、思いませんけど…。」

「ちょっ!!春野ちゃんはそんな顔しないでよ!!!俺の良心が……!」


あんなこと言った先輩が悪いです。


それに、佐々原先輩の良心になるつもりは無いんだけど〜……


あと、彼女いるのにそれでいいんだ。
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