第3者恋
祈音が「バレーやりましょう」と声を掛けた。
いいけど、私と祈音と佐々原先輩が一緒になったら流石にやばいよね?


「ここは平等にクジだな」

「ですね」


クジを引くと私は青色だった。そして、佐々原先輩の掛け声でみんなが何色か分かった。


青チームは私の他に水永先輩と七瀬先輩がいた。チームに別れての作戦会議。とりあえず私にトスを集めるらしい



…勝てるのかこれ?

相手チームはWSの祈音とSの佐々原先輩がいる

私もWSだけどセッターがいない



「よっしゃー」

「ナイスキー、ザキちゃん」





結局私達のチームが負けた。負けたチームはお昼を買ってくると言う事になった


「負けたの悔しいね」

「そうですね…、これ美味しそうですよ」

「ちょっと春野さん?」


あれ?

なんで居るんだろう……


「おn」「君、可愛いね」

「1人ー?」

「へっ。いや、友達と来てます」

「一緒に遊ばない」


嫌だ…、離れて。
誰か助けて…


「悪いんですけど、こいつ俺の彼女だから」

「ちっ、行こうぜ 」

「…あ、ありがとう」

「いいえ」
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