第3者恋
その後、雪からLINEで終わったか聞かれた。何が終わったんだと思ったが察しがついた


雪の奴知ってたな、
だから『頑張れ』なんて言ったんだ

うぁー
すごくムカつく!!


「ゆーお疲れ様」

「雪様のお陰で、俺と祈音は付き合う事になりました!」

「「「だよね」」」


…、みんな今なんと?

知らなかったの私だけなの?!


「さぁ、蒼も頑張るんだ」

「勝ち誇ったような笑みで言われても」


水永先輩は恐らくだけど、華奈が好きなんだろう。華奈以外の人は気づいている。


まぁ、華奈は昔から天然だからな

それに…、未だに男子慣れしてない。
あの時から多分変わった


「ね、祈音、祈音ってば〜」

「ん?華奈どうした?」

「お兄ちゃんが車で送ってくれるって」

「まじ。サンキュー」


華奈の事はさておき、今は今だしね。まだ夏休みは終わらないから楽しまなきゃ


私達は華奈のお兄さんである唯斗さんに送ってもらい、家に着いた
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