第3者恋
あれから中間テストがあり、その事をすっかり忘れていた俺達はみんな必死で勉強した。
とは言っても神坂さんは普通に勉強していたと、春野さんが言っていた。
結果としては山崎さんの赤点が2つ。他の人は赤点がなかったけど、陸と春野さんはそれぞれ文系、理系が赤点ギリギリだった。
俺も結構下がったんだよねー。
危なくは…、ないんだろうけど
校門の前に居るのは…、
春野さん?!
「春野さんっ…、こんなに夜遅いのに1人で帰るの?」
「え、あ、はい。」
「はぁ〜…。とりあえず一緒に帰ろう。てか、これからずーっと一緒に帰るよ!じゃないと春野さんに何かありそうで……。」
「は、はい……。」
怖いな〜
春野さんって本当に天然だ。
…って、俺は春野さんに何といった?!
ずーっと一緒に帰ろう的な事言ったよね?
それって……、
すすすす凄い事なんじゃ…?
「水永先輩、顔赤いですよ。熱でもあるんですか?」
「いや…、天然でこれやられると…。」
「へ?」
春野さんは前に『ずっと天然を装って演じてた。』って言ったよね?
あれから変わってない感じがするのは俺の勘違い。それとも正解?
「春野さん、演技辞めたんだよね?」
「はい。辞めましたよ!」
「……、変わってないから」
「えええええええ!」
やっぱり無自覚なんだね…。
それはそれでいいんだよ、可愛いし、天然で…。でも、他の人にそんな事しないで欲しいわ。
「変わってないんですかぁ〜」
「…うん。」
今、その上目遣いはやめて欲しい。
とは言っても神坂さんは普通に勉強していたと、春野さんが言っていた。
結果としては山崎さんの赤点が2つ。他の人は赤点がなかったけど、陸と春野さんはそれぞれ文系、理系が赤点ギリギリだった。
俺も結構下がったんだよねー。
危なくは…、ないんだろうけど
校門の前に居るのは…、
春野さん?!
「春野さんっ…、こんなに夜遅いのに1人で帰るの?」
「え、あ、はい。」
「はぁ〜…。とりあえず一緒に帰ろう。てか、これからずーっと一緒に帰るよ!じゃないと春野さんに何かありそうで……。」
「は、はい……。」
怖いな〜
春野さんって本当に天然だ。
…って、俺は春野さんに何といった?!
ずーっと一緒に帰ろう的な事言ったよね?
それって……、
すすすす凄い事なんじゃ…?
「水永先輩、顔赤いですよ。熱でもあるんですか?」
「いや…、天然でこれやられると…。」
「へ?」
春野さんは前に『ずっと天然を装って演じてた。』って言ったよね?
あれから変わってない感じがするのは俺の勘違い。それとも正解?
「春野さん、演技辞めたんだよね?」
「はい。辞めましたよ!」
「……、変わってないから」
「えええええええ!」
やっぱり無自覚なんだね…。
それはそれでいいんだよ、可愛いし、天然で…。でも、他の人にそんな事しないで欲しいわ。
「変わってないんですかぁ〜」
「…うん。」
今、その上目遣いはやめて欲しい。