届け 〜手紙に乗せた思い〜

収まったはずのイライラがまたイライラし始めた。


俺は気を紛らわす為にまたニコチンをとりいれる。


工藤のあからさまな態度にイライラしたのだ。

向きを変え、したお見下ろせば仲良く肩を並べ久我と食事に向かう工藤を見つけてしまった。


クソッ…。

イライラする。

見なきゃいいのに目が勝手に追ってしまう。

工藤を見る度に懐かしく思って、日に日にそれは強くなっていく。


何故か知りたいのに、モヤがかかって思い出せない。


モヤがかかるということは工藤は過去に会ったことのある奴なのだろうか?

< 30 / 81 >

この作品をシェア

pagetop