届け 〜手紙に乗せた思い〜
「やっぱり気持ち悪いですかぁ?」
「雪さん嫌いにならないでぇ!!!」
何かアップ、ダウン激しくね?
でも、とにかく返事しないとね…。
「ごめんね、2人とも私2人のことは友達だと思ってるの…。だから…2人とは友達でいたいの」
二人の目を見て言うと、二人はふと笑った。
スッキリした顔で…。
「酔いなんてとっくに覚めていました、でもスッキリしたんです。」
「嫌われると思ってた、でも言ってよかったです、雪さん…これからもよろしくです」
二人はそう言ってるのに辛そうだった…。
私は何も言わずただただお酒をチビチビ口に運んだ。