届け 〜手紙に乗せた思い〜

「なら、この手紙で脅せばいいの」


この手紙でね…。


「あぁ、わかったよ」


「そうならいいわ」


じゃあねと久我さん別れる。


まただ…。


玲くんの席をふと見れば、いつも工藤を見つめてる。


工藤は視線に気づかず仕事に集中している。


何で?

私を見てよ?!


なんて言えない…。


めんどくさい女になんかなりたくないから。


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