私の最後の愛

「っ、やめてっ!」

「チッ、歩美、真紅抑えといてよ?じっとしてないと違う所も切れちゃうかもよ?」

両側から腕を抑えられて体が動かなくなる。
髪を引っ張られてジョキジョキとハサミが鳴る。

私の手の上には雑に切られた髪の毛が落ちてくる。

「やめてっ!はなしてっ!やっ!」
両手の拘束を解いて抵抗すると腕がハサミの刃に当たって切り傷ができる。

「アハハっ。ここまで切ったら学校来れないでしょ。お前だりぃんだよ!守ってもらって!お嬢様みたいに!」

ハサミが私のスグそこに落とされて体がビクリと跳ねる。

そして3人は私の頬を平手打ちして出ていった。
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