私の最後の愛

菊、蘭、紗也が私に挨拶をした。

「よろしくお願いします。私はそんなに敬語を使われるほど偉くはありません。希と呼んでください。」

さっきから私をグイグイ押す龍に苦笑いすると、歩きだす。

ショッピングモールに入ると、お客さんはいなくて貸切したみたいだった。
至るところに組員さん達。後ろを振り返ると私の側近の3人と、虎。

龍は私に沢山の所へ連れていってくれる。

帰る頃には組み入れるの手には沢山の私の荷物。私が持つと言っても龍に取り上げられる。

特に大変だったのは下着姿選びとトイレ。

籠いっぱいに龍が買って、レジに持っていくのがものすごく恥ずかしかった。
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