私の最後の愛

しかも、私達の行く店の店員さんは私をすごく睨む。
龍が近づくとすぐに頬を染める。

私はそれが嫌でトイレに行くけど菊が着いてきて話した。

「龍ってさモテるじゃん。お店の人とかみんな龍しか見てないし、私は睨まれるし。いつか龍が誰かにとられそうで怖い。龍がいなくなったら私はどうするんだろ」

私が不安を口に出して言うと、

「嫉妬してんの?かわいい。いいのよ、素直に希の気持ちをぶつければ。希の嫉妬を受けとめれない程龍は弱くないわ?もし、龍が浮気してるような事があれば私に任せなさい」

そう言ってくれた菊に安心した。

トイレから出ると真ん前で龍が私を待っていて。

「おせぇ。」そう言う龍に
「龍が悪いんだから。」不貞腐れて言うと
「何かやったか?なぁ。」そう言ってわたしを後ろから抱きしめて離れなかった。
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