私の最後の愛

「おはよ。」

寝室から出てきた龍に声をかけると真っ直ぐ私に抱きついてくる。

「......なんでいつもいねぇんだよ。」

「ごめんね?1回起きるとなかなか寝れなくて」

どうやら朝私がベットにいないことが嫌らしい。
出来上がった朝ご飯を持ってリビングまで運ぶ。

「そう言えば、買い物行った時蘭が学校でも一緒って言ってたけどなに?私学校行くの?」

半分寝ながら食べてる龍に聞く。

「......あぁ。今は休みってことにしてある。行きたいなら行ってもいいが、別に行かなくていい。テストさえ受ければ卒業できる。」
「それなら行くよ。今まで習ったとこ大分遅れてると思うし。蘭いるから大丈夫よ」

蘭たちはよく遊びにきてくれて仲良くなった。
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