私の最後の愛
「俺も希が好きだ。愛してる。今日の夜覚悟しとけよ?」
口角を上げた龍に私が夜どうなるかがわかった。
「カクゴシテオキマス」
片言で言うと龍が笑った。
そして虎が家に来て私が作った夜ご飯を一緒に食べて龍は出ていった。
虎ご飯食べてるときすごい龍に睨まれてたけど。
玄関まで見送りに行くと龍が、
「待ってろよ。愛してる」
私にだけ聞こえる声で言った。せのせいで顔真っ赤で虎に心配された。
恥しくて龍の背中を抓ってあげると
「イテェ」
嬉しそうに言った龍は出ていった。
私はこの後怒る悲劇もしらずにソファに座ってTVをつけた。