ハミングバード
お腹をさすると何か食べたく
なった。
光吉は食事と家の周りの様子を
見るために外に出た。
午後1時ぐらいで、家の周りに
人の姿はなかった。
歩いて行くと公園で親子が遊ん
でいる。
ラーメン屋があったが光吉は人
との接触で無用なトラブルになる
ことを避けたかったので、コンビ
ニを探していた。
近くに商店街があり、コンビニ
を見つけて入った。
光吉はこれから食べる分と今夜
の分を適当に選んで、レジに持っ
ていった。そして、ポケットから
刑務所を出る時に渡されたカード
をアルバイト店員に渡した。
見た目は銀行カードに似せて
あったが、銀行名がこの地域では
使われていない名称だった。
アルバイト店員は今まで見たこ
とのない銀行カードにけげんな顔
をしていたが、銀行用のカード
リーダーに通してみた。
しばらく間があったが、よかっ
たらしく、
「お待たせしました」
と言って、カードと商品を入れた
袋を光吉に差し出した。
光吉は無表情で受け取り、コン
ビニを出た。
なった。
光吉は食事と家の周りの様子を
見るために外に出た。
午後1時ぐらいで、家の周りに
人の姿はなかった。
歩いて行くと公園で親子が遊ん
でいる。
ラーメン屋があったが光吉は人
との接触で無用なトラブルになる
ことを避けたかったので、コンビ
ニを探していた。
近くに商店街があり、コンビニ
を見つけて入った。
光吉はこれから食べる分と今夜
の分を適当に選んで、レジに持っ
ていった。そして、ポケットから
刑務所を出る時に渡されたカード
をアルバイト店員に渡した。
見た目は銀行カードに似せて
あったが、銀行名がこの地域では
使われていない名称だった。
アルバイト店員は今まで見たこ
とのない銀行カードにけげんな顔
をしていたが、銀行用のカード
リーダーに通してみた。
しばらく間があったが、よかっ
たらしく、
「お待たせしました」
と言って、カードと商品を入れた
袋を光吉に差し出した。
光吉は無表情で受け取り、コン
ビニを出た。