君が好きで好きで好きで
あたしは思わず、コーラを零してしまった。

ジャー!ジョロジョロ......シュワシュワ...。

「葉月っ、大丈夫っ!?制服!」

海華は額に汗を浮かべながら、それでもあたしの心配をしてくれる。

海華......。

大好き、海華。大好き大好き。

その日は、それで別れた。
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