君が好きで好きで好きで
家に帰ると、LINEが来ていた。

海華からだ。

【今日は、いじめっ子たちが休みだったよ。だから、いじめられなかったよ。】

......?4人とも休みだったのか?

じゃあ、サボったと考えるのが普通だな。

けど、海華になにもなくてよかった......。

あたしはLINEに返信をする。

【そっか、よかったね。あたしは熱が出ちゃって......。休んだよ】


嘘をつくのは胸がいたんだけれど、こう言うしかない。

あたしが復讐を試みてるなんて海華に知られたら、絶対に止められるから。

海華......

「あたしが助けるからね」

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