君が好きで好きで好きで
次の日の放課後。
あたしは海華とファストフード店にいた。
あのあと、家に帰ってからしばらくすると、海華からLINEがきた。
【怒ってないよ。私も用事あったから】
きっと、あの友達たちとの用事だろう。
まあよかった。
ハンバーガーとコーラを飲み食いしながら、海華と雑談をする。
そのとき、あることに気づいた。
海華が、長袖なのだ。
今は六月だし、みんな夏服なのに。
「......海華、なんで長袖?」
「あー、べつに!なんか寒くて...夏風邪かな?」
海華はそう言って苦笑いした。
でも、あたしは見たんだ。
海華の長袖カーディガンから見え隠れする、いくつかのアザを。
(海華......?)
海華のこと、もっと知りたいよ。
海華......っ!
あたしは海華とファストフード店にいた。
あのあと、家に帰ってからしばらくすると、海華からLINEがきた。
【怒ってないよ。私も用事あったから】
きっと、あの友達たちとの用事だろう。
まあよかった。
ハンバーガーとコーラを飲み食いしながら、海華と雑談をする。
そのとき、あることに気づいた。
海華が、長袖なのだ。
今は六月だし、みんな夏服なのに。
「......海華、なんで長袖?」
「あー、べつに!なんか寒くて...夏風邪かな?」
海華はそう言って苦笑いした。
でも、あたしは見たんだ。
海華の長袖カーディガンから見え隠れする、いくつかのアザを。
(海華......?)
海華のこと、もっと知りたいよ。
海華......っ!