HEAVEN ROAD

「驚いたな~北高行ってるのは知ってたけど、カナと知り合いだったとはな」



まぁ~座れと言うように豊の肩に触れた祐樹は、自分もソファーに腰をおろした。



「祐樹さんに妹がいたなんて初耳ですよ」



「一時的だったしな。一志(カズシ)くらいにしか話してない」



あたしの存在はまったく無視で話し込む2人。



「おい、あたしの質問は無視かよ」



「あー知り合いだ」



適当に豊が返事をする。



「知り合いなのは見てたらわかるよ。どういう知り合いか聞いてるんだろ?!」



声の大きくなったあたしに苦笑いをしながら祐樹が説明をしてくれた。

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