HEAVEN ROAD
あたしのほうを向いたままの豊はすぐに寝息をかきはじめる。



あたしはこんな状況で、眠れやしねぇよ。



ママとだって一緒に寝ていた記憶はもうないのに……



って思っていたはずが、泣きすぎたせいか段々と目蓋が重くなり、いつの間にか眠りについていた。

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