HEAVEN ROAD
あたしは走りながらお財布の中の金額を確かめ、学校の帰り道にある薬局へと向かった。
髪染は……
沢山あってどれを選べばいいのかわからないな。
この色にした時もどれがいいかなんてわからないから、適当に選んだっけ。
「何かお探しですか?」
髪染が並べてある棚とにらめっこしてたあたしに背の小さいおばさんが話し掛けてきた。
「あっ、えーと髪を黒くしたくて」
「黒く?うーん」
おばさんはあたしの髪を見つめながら、眉間にシワを寄せる。
「ブリーチしてるから、綺麗には染まらないわね」
そう言いながらあたしの髪を持ち上げた。
「金髪じゃなくなればなんでもいいんです」
「そうね~緑っぽくなるかもしれないわよ?」
「なんでもいいです」
あたしは黒くしたい一心でおばさんを見つめる。
「これがいいかしらね」
「じゃあこれ下さい」
「ありがとうございます」
髪染は……
沢山あってどれを選べばいいのかわからないな。
この色にした時もどれがいいかなんてわからないから、適当に選んだっけ。
「何かお探しですか?」
髪染が並べてある棚とにらめっこしてたあたしに背の小さいおばさんが話し掛けてきた。
「あっ、えーと髪を黒くしたくて」
「黒く?うーん」
おばさんはあたしの髪を見つめながら、眉間にシワを寄せる。
「ブリーチしてるから、綺麗には染まらないわね」
そう言いながらあたしの髪を持ち上げた。
「金髪じゃなくなればなんでもいいんです」
「そうね~緑っぽくなるかもしれないわよ?」
「なんでもいいです」
あたしは黒くしたい一心でおばさんを見つめる。
「これがいいかしらね」
「じゃあこれ下さい」
「ありがとうございます」