HEAVEN ROAD
そう言って抱きしめる宗からは太陽の匂いがする。
優しくて温かい匂い。
宗に触れているだけでポカポカと体の心から温まっていく感じがする。
夏だから暑いのは当たり前なんだけど。
でも、あたしはこの時本当に嬉しかったよ。
何も知らない宗が元のあたしの姿を受け入れてくれるって言ったこと。
あたしの言葉にあんなにも素敵な笑顔を見せてくれたこと。
すごくすごく嬉しかった。
宗のこと好きになりたいって心の底から思った。
「えーー!!なんで抱き合ってんの?」
突然現われた萌はギャアギャアと騒いでいる。
「俺達付き合うことになったから」
そんな萌に笑顔で付き合う宣言をする宗。
「おめでとう」ってクールに呟く千に、「嬉しいぃ」ってあたしに飛びつく萌。
こんな日常がこの先も送れるなら、豊のことは無理に封印しなくてもいつか消えていきそうな気がした。
今日からここがあたしの居場所。
宗の隣があたしの場所となった。
優しくて温かい匂い。
宗に触れているだけでポカポカと体の心から温まっていく感じがする。
夏だから暑いのは当たり前なんだけど。
でも、あたしはこの時本当に嬉しかったよ。
何も知らない宗が元のあたしの姿を受け入れてくれるって言ったこと。
あたしの言葉にあんなにも素敵な笑顔を見せてくれたこと。
すごくすごく嬉しかった。
宗のこと好きになりたいって心の底から思った。
「えーー!!なんで抱き合ってんの?」
突然現われた萌はギャアギャアと騒いでいる。
「俺達付き合うことになったから」
そんな萌に笑顔で付き合う宣言をする宗。
「おめでとう」ってクールに呟く千に、「嬉しいぃ」ってあたしに飛びつく萌。
こんな日常がこの先も送れるなら、豊のことは無理に封印しなくてもいつか消えていきそうな気がした。
今日からここがあたしの居場所。
宗の隣があたしの場所となった。